
お寺はつぶれる その1
生きている方への、お寺の関わりが大切
(お寺の生き残り)はここにあります。亡くなられた方の、葬儀、法事のお布施では、給料は出せなくなりました。高齢化が進み亡くなられた方が超高齢者で、施主は年金生活者です。
故人との触れあいも少なくなり、葬儀・法要の規模はどんどん小さくなります。特にコロナ以降激減しました。仏事が信心より習慣できたからです。
「寺はつぶれる」はあたりまえです。
私は新しい形の直葬を考え、経済的に大変な方はその方向で進めています。直葬は寺と関係の深い町の葬儀社がつとめます。大きな葬儀社は葬儀の舞台作り業者で、実際は広告の2~3倍の経費がかかってしまうからです。 ただ、直葬であっても火葬費やお棺、火葬待ちの日数を含めると、葬儀社への支払いだけで、時には30万~40万円はお金がかかってしまうことがあります。
寺への布施
このように後の生活の負担も大きいため、寺への葬儀布施は目安が付いたらで結構です。これはお檀家と寺との信頼関係があるからできることです。でも7月の私の給料は31日にやっと出ました。葬儀が25日前後にあったからです。最近は頂けるところからは40万円前後はお布施で頂いています。院号をつける場合は院号布施で、別に50万円いただきます。
布施は定価では無いですけど、最近は7回忌も法事をせずにお墓参りで終わりにする傾向があります。10年前、17回忌でも法事が当たり前でした。これからのお布施は施主だけで無く、兄弟親戚などが「付け布施」をつけて、高齢者の施主を助けるのが普通にならなくてはいけません。
そして、参加者から少しずつ「付け布施」を頂き全体を増やす方法をとってください。そしてコンビニあたりで各自が弁当を買ってきて寺で会食をし、触れ合いを深めれば良い葬儀になります。法事も同じです。
阿弥陀様を身近に置く カードが大切
阿弥陀様の「智慧と慈悲の光」を各部屋に
浄土真宗は阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝える教団です。阿弥陀様は智慧と慈悲の光です。
私は仏壇の中に納めるのでは無く、もっと身近に置かなくてはならないと思っています。
そのためには生活の場、「部屋の全てに阿弥陀様の光を」と言うわけでカードを思いついたのです。
延浄寺では阿弥陀様の光を身近に感じるように、阿弥陀様のカードを多くの方に広げていきたいと思っています。高齢社会の中で高齢になればなるほど、全てを任せられる阿弥陀様が身近に必要なのです。
玄関に阿弥陀様の光の封筒があります。1万円前後で1世帯に一つずつお持ち帰りください。お金がない場合は3千円でも5千円でも結構です。
ご法事の時には寺からのお布施として、各世帯に「阿弥陀様の光」の封筒を差し上げます。
高齢者はカードがあれば
お寺が「つぶれる」のを待つのでは無く、生きている方達、特に長く続く高齢期間に阿弥陀様の力を頂く、そして安心して、いい人生の終わりを目指す生き方が良いのです。
無憂感の中で「ピンピンコロリ」の生き方ができます。失うものが多い高齢期間に、阿弥陀様がいつも支えてくれる。その光が身近にあることです。
少子高齢化の日本の課題は国や自治体は少子については、いろいろ案を出し予算をつけるますが、激増する高齢者に対しては、特に目立つ政策もないのです。
精神的なよりどころに
高齢者が一番心配なのは精神的な「よりどころ」です。阿弥陀様に全てを任せる浄土真宗は、これから益々必要になります。多くのお寺でカードを扱って欲しいと思っています。それが「お寺が生き残る」大きな力になるからです。