延浄寺について

お寺について
浄土真宗本願寺派 延浄寺は、東京都調布市西つつじヶ丘のお寺です。
どうしようもない時は、南無阿弥陀仏の、大きな力に任せる、教えを広める寺です。
人生には自力では、解決できない事があります。その時には南無阿弥陀仏の阿弥陀様に全てを任せるのです。任せる大きな力を信ずれば、気持ちも安定して、ストレスにも耐えられ、平穏な日々を送る人生になります。
お寺は、いかに生きるか、自分の人生を見つめるところです。そして高齢になったとき、無憂の「気」の中で、良い人生だったと「ありがとう」の念仏と微笑みを残して往生したよと、思い出話を残していくのです。
当寺の玄関に無憂と書かれた看板があります、「人生は「無憂」憂い無しの気持ちで終ろう」の呼びかけです。
葬儀も法事も故人から学ぶためにあります。生きている人のために仏事はあるのです。触れあいは生死を越えます。故人との触れあいの中で、生き方を体験します。それがお墓参りです。墓参りは私と故人の触れあいの場所です。後継ぎがいないので、墓を持たないのではなく、私と故人のためにお墓は必要なのです。
延浄寺には後継ぎがなくても、故人と共に自分の一周忌までは一緒に入る契約をする完成墓があります。その後は寺のやすらぎの墓で共に過ごします。
または少しだけ分骨をして身近に故人を置く携帯募もあります。
人生で一番大切なことは、触れ合いです。
高齢社会では様々な触れあいが少なくなります。生きがいも少なくなります。高齢化社会の寺の役割は、触れあいや生きがいを、つくる場の提供です。とくに70代の生き方は大事です。大きな力に支えられながら、生きがいを持ち、楽しい潤いのある場を個人が求めることです高齢社会で生きがいのある場作りは、これからの寺には必要な事です。
延浄寺では無憂を求めての、生きがい、様々な触れあいの場づくりを試行しています。

山門

本堂

延浄寺門徒会館

境内
延浄寺の歴史
浄土真宗本願寺派延浄寺の山号は佛迎山です。佛迎山延浄寺のご本尊は阿弥陀如来です。寛永九年(1632)二月二十五日の草創で、開基西照坊が江戸浜町に創建しました。
明暦の大火事(1657年)で焼け、本願寺別院とともに築地に移りました。関東大震災後の区画整理で昭和3年に現在地に移転しました。
延浄寺の施設紹介
延浄寺敷地内をご案内している動画です。住職と一緒に、施設施設を見学しましょう。本堂はもちろん、斎場としての門徒会館やグループ活動としての場について説明しています。
ぜひご覧ください。
延浄寺の主な事業
寺の宗教活動以外にも次の活動があります。
地域福祉事業
65歳以上の男性の親睦活動、歌声活動、体操の会、ヨガの会、音読の会、カラオケのグループなど、地域の高齢者向けに、触れ合いや生きがいづくりの場を積極的に支援しています。
海外支援事業
フィリピンのミンダナオ国際大学(MKD)設立をきっかけに、日比相互補完教育活動、フィリピンでのボランティア活動を斡旋、実習生の受け入れ、高齢者のダバオの短期生活支援などを行っています。
浄土真宗の教章
宗派 | 浄土真宗本願寺派(西本願寺) |
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宗祖 | 親鸞聖人(1173-1262) |
本尊 | 阿弥陀如来(南無阿弥陀仏) |
聖典 | ・釈迦如来が説かれた「浄土三部経」:『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』 ・宗祖 親鸞聖人が著述された主な聖教:『正信念仏偈』『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』 ・中興の祖 蓮如上人のお手紙:『御文章』 |
教義 | 阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの道に還って人々を教化する。 |
生活 | 親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を聞き、念仏を称えつつ、つねにわが身をふりかえり、斬鬼と歓喜のうちに、現世祈祷などにたよることなく、御恩報謝の生活を送る |
宗門 | この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々の集う同朋教団であり、人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝える教団である。それによって。自他とともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する。 |
アクセス
〒182-0006
東京都調布市西つつじヶ丘2-30-1
電車でお越しの方へ
京王線「つつじヶ丘駅」下車後、北口のロータリーへ出て、徒歩10分。
新宿方面から:京王線下り方面に乗車して、「つつじヶ丘駅」下車。特急・準特急以外は停車します。
橋本方面から:京王線上り方面に乗車して、「つつじヶ丘駅」下車。区間急行利用で「京王多摩センター駅」から所要約23分です。
「つつじヶ丘駅」からは、バスも便利です。
- 京王バス「深大寺行き」乗車、「西つつじヶ丘1丁目」下車。徒歩4分ほどです。
【時刻表】KEIOバスナビ.com| 丘21 深大寺行 - みたかシティバス「杏林大学病院行」または「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ行」乗車、「中西」で下車後、徒歩2分。
【時刻表】KEIOバスナビ.com|三鷹中央防災公園・元気創造プラザ行
お車でお越しの方へ
国道20号線(甲州街道)で、「つつじヶ丘」交差点を曲がり、バス道路を北上します。坂を上り、すぐに右折します。直進して1分ほどの右手にあります。駐車場は、寺入り口の向かいにございます。
タクシー
北口タクシー乗り場から乗車してください。おおよそ5分ほどです。