お墓

お墓

お墓参りの意義

その1

お墓は故人のお骨の安置所です。自分とふれあいが深く、お世話になった方のお骨は、故人が、そこにいる「気」がします。気のあった方のお骨が納められたお墓は故人とふれあいが生じ、お墓参りをするのです。

その2

生前の思い出の数々を尋ね、お世話なったこと、なつかしい触れ合いに感謝するのです。またお世話になったことを思い出しながら、故人の徳に触れ、自分の生き方を約束する場所です。親族だけではなく、友人知人などの墓参りは私の気と故人の気の触れ合う場所になります。

その3

私の命と関係のあるご先祖には、どこに手を合わせればよいのでしょうか。故人もご先祖も阿弥陀様の光の中ですから、阿弥陀様に合掌すれば、故人にもご先祖にも手を合わせることになります。お寺に来たときは、まずは阿弥陀様に合掌します。それからお墓参りです。
私達は阿弥陀様の光の中で生かされています。私も故人もご先祖も阿弥陀様の光の中にあるのですから、阿弥陀様に合掌することで故人やご先祖にもお参りすることにもなります。
なにより大切なことは、私の命は阿弥陀様の大きな力にまかせてあることを心にとめ、生・死を超えた故人との触れ合いがお墓参りです。

延浄寺のお墓

延浄寺のお墓は3種類あります。

1. 完成墓地

家のお墓です。お墓は故人との「気」のふれあいの場所です。
故人と話ができます。報告もできます。お願いもできます。故人に会うために毎月来られれば、心身共に健康になります。
後継ぎがいない場合は、寺が責任を持って一周忌に寺の墓に共に入るようにいたします。

2. やすらぎの墓(お墓のマンション)

お骨を納めるカロートに50~100基のお骨が入ります。生前に契約し、法名、俗名等を刻字した墓誌があります。納骨した後は返還できません。
33回忌が過ぎた場合、参詣のない場合は墓の下に散骨します。
すでにお骨になった場合でも、当時の趣旨に同意できれば納骨できます。

詳細は「やすらぎの墓」を参照ください。

3. 散骨墓

浄土真宗では亡くなると個人は阿弥陀様の光の中に入ります。
残された故人のお骨は早く土に還す散骨は好ましいのです。
当寺には2種類の散骨墓があります。

◎桜の木の下の散骨墓

私は阿弥陀の中にいます。葬儀も法事もいりません。という人に向いています。
花立ても香炉も墓誌もありません。

◎倶会一処の散骨墓(浄土で共にあう散骨墓)

お檀家になり葬儀、法事、墓参りは普通に行いたい方に向いています。
花立て、香炉はありますが、墓誌はありません。
散骨は親族など関係者が各自の手で散骨します。

詳細は「散骨墓」を参照ください。

費用

完成墓地土地と墓石を含めて200万円から350万円です。
やすらぎの墓
(延浄寺の墓)
生前の契約が原則。法名と入檀年月日を墓碑に刻字。入墓布施は一基50万円と30万円があります。2基で75万円を目安にしますが、状況により布施額は変わります。詳細は「やすらぎの墓」を参照ください。
散骨墓
(自然墓)
桜の樹の下と俱会一処の散骨墓。
価格は相談に応じますが、基準は次のようになります。
お檀家になれば一基5万円から10万円、墓じまい等で2基以上の場合は相談で決めます。また、経済的に困難の場合は相談に応じます。
檀家にならない場合は、一基30万円です。経済的に難しい場合は相談に応じます。
詳細は「散骨墓」を参照ください。
携帯墓分骨墓は5万円以上。散骨経費は散骨墓と同じです。詳細は「携帯墓」を参照ください。
納骨室
(一時安置室)
お骨を13年間までお預かりします。
13回忌を済ませた方は、延浄寺の墓または他の墓に移します。
ただし5年間、連絡が取れない場合は、延浄寺無縁墓に散骨します。
最初は3万円から10万円を基本とし、次年度からは一口1万円の管理護持会費をおさめることでご利用できます。

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